2011-02-07

プロポリスの歴史とその役割



プロポリスとは植物の樹脂,樹液と蜂の唾液とをまぜあわせ、更に蜜蝋、花粉、酵素などを加えて作られたもので、蜂の巣の内壁を覆い、病原菌の侵入を防ぐ
という大切な役割をはたしています。プロポリスは多種類の植物成分を含み、
それらが多様な生物作用や薬理作用を示す為、東ヨーロッパを中心に紀元前から
民間薬として、又天然の抗生物質として長く人間の病気に利用されてきました。
エジプトのミイラが長期間に渡り、良い保存状態であったのも、プロポリスを
ミイラ全体に塗っていたといわれています。又、あの当時の墓泥棒は貴金属以外
にミイラ自体を盗み、削ってその粉を薬として売っていたといわれているぐらい
です。プロポリスは蜂が生息する所には出来るのですが、ブラジル産が一番良い
と言われる理由は下記の理由によります。

1)ブラジルの蜂は在来のヨーロッパ種と獰猛なアフリカ蜂との交雑種で、この
アフリカナイズされたブラジルのミツバチは在来種に比べて強健で繁殖力も
旺盛で、高温多湿にも耐え、巣の中を良質なプロポリスで覆います。

2)ブラジルは病原菌の増殖に最適な気候条件である熱帯から亜熱帯に属します。
この為、常に病原菌の侵入の危険にさらされる為、ミツバチは強いプロポリスを
分泌し種族を守ります。

3)ブラジルはアマゾン地帯をのぞいても約3000種類の植物相(薬草)が
あるといわれます。そのバラエティーに富んだ植物相が原料となる為良質な
プロポリスとなっています。

カラチのプロポリスはその中でも特に厳選された原材料を使用しています。

次回はプロポリスの成分のお話をしますので楽しみにして下さい。

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